総合 総合 sougou

  • 印刷
新しい拠点「あすパーク」の活用方法を話し合うCS神戸の中村順子理事長(前列右から2人目)ら=神戸市東灘区住吉東町5
拡大
新しい拠点「あすパーク」の活用方法を話し合うCS神戸の中村順子理事長(前列右から2人目)ら=神戸市東灘区住吉東町5
1月11日にプレオープンする「あすパーク」の外観イメージ図
拡大
1月11日にプレオープンする「あすパーク」の外観イメージ図

 神戸市東灘区の認定NPO法人「コミュニティ・サポートセンター(CS)神戸」が阪神・淡路大震災から25年の節目となる来年1月、新たな拠点を市内の公園に開設する。震災を機に発足したCS神戸は被災地NPOの先頭に立って、住民がともに支え合う地域づくりに取り組んできた。新拠点はその一つの集大成となる。(岸本達也)

 地域共生拠点「あすパーク」と名付け、同市灘区、JR六甲道駅に近い大和公園内につくる。軽量鉄骨づくりの平屋建てで、広さは約70平方メートル。

 CS神戸は震災のボランティアグループを母体に1996年10月に発足し、99年、兵庫県の最初のNPO法人として認証された。地域の困りごとや課題を住民たちで解決する「自立と共生」の理念を掲げ、ボランティアやコミュニティービジネスといったNPO活動に携わる人たちを支援している。

 少子高齢化を背景に増えてきたのが、いわゆる“居場所づくり”の取り組み。地震後の仮設住宅などで行われた「ふれあい喫茶」のような住民の交流を目的としたサロンや、「子ども食堂」を始めるグループも多い。

 「あすパーク」は居場所づくりをはじめさまざまな地域活動を行っている、またこれから行おうとしている個人、団体、企業などが集い、情報を共有するプラットフォームとして、多くの人が利用する公園の中に設けることにした。シェアオフィスとして使えるスペースと、活動の場や勉強会などに利用できるオープンスペースを設ける。いずれも利用料が必要。常駐スタッフが助言も行う。

 中村順子理事長(72)は震災から25年の活動を振り返り、「震災のとき、多くの人たちが避難してきた公園はまさしくコミュニティー再生の場だった。つながりが希薄になりつつある中、原点である公園からもう一度、支え合い、助け合いの文化をつくっていきたい」と話している。

 NPO活動を支援する有数の中間支援組織として、本部を含め既に五つの拠点を持つCS神戸だが、公園は初めて。神戸市が設置を許可した。

 官民連携の公園活性化を後押しする都市公園法の改正以降、各地でレストランなどの集客施設を設ける動きが広まっているが、NPO拠点開設による取り組みは珍しい。

 あすパークは1月11日にプレオープン。当面は週3日運営し、春に週6日程度の本格オープンを目指す。

総合の最新
もっと見る

天気(7月9日)

  • 26℃
  • 23℃
  • 60%

  • 31℃
  • 22℃
  • 60%

  • 28℃
  • 23℃
  • 80%

  • 27℃
  • 24℃
  • 70%

兵庫県内に 警報 が発令されています

お知らせ