重傷交通事故を1年間報告せず 女性職員を処分 三田市
2019/12/02 21:11
三田市役所
勤務時間外に重傷交通事故を起こし、約1年間上司に報告していなかったとして、兵庫県三田市は2日、学校教育部の女性技術職員(61)=神戸市北区=を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。職員服務規定にある届け出の義務を怠ったことが、公務員の信用失墜行為に当たると判断した。
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市によると職員は昨年6月16日夕、神戸市須磨区内で自家用車を運転中にミニバイクの男性と接触。腕の骨を折る重傷を負わせ、罰金10万円の略式命令を受けた。今年10月、上司が公用車を運転する資格を確認しようと免許証をチェックした際、事故が分かった。
職員は「報告を忘れており、発覚するのが怖かった」と話しているという。(高見雄樹)