囲碁・天元戦第4局始まる かど番井山と奪取狙う許

2019/12/09 11:32

天元戦第4局で、初手を打つ井山裕太天元(右)。左は許家元八段=9日午前、洲本市のホテルニューアワジ(撮影・吉田敦史)

 囲碁の井山裕太天元(30)=棋聖、本因坊=に許家元八段(21)が挑戦している第45期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第4局が9日午前9時、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで始まった。 関連ニュース 囲碁の賞金、井山8年連続の首位 1億4千万円 囲碁の仲邑菫初段、10歳4カ月で公式戦初勝利 最年少記録を大幅更新 徹底解説 将棋と違う囲碁女流棋士の昇段の仕組み

 許の2勝1敗で迎え、天元初挑戦の許がタイトルを奪取するか、かど番の井山が踏ん張り決着を最終局に持ち越すか、注目の一番。
 定刻となり、立会人の円田秀樹九段の合図で、黒番の井山が第1着を右上隅小目(17四)に打った。
 持ち時間は各3時間で、夕方には勝敗が決まる見通し。(溝田幸弘)
天元戦中継サイトはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ