国宝再現300万円の品も 各地のミュージアムグッズ

2019/12/15 16:00

国宝を再現した300万円の蒔絵硯箱(東京国立博物館)

 ユニークなミュージアムグッズが各地にある。近世・近代の「琳派(りんぱ)」の名品を多数所蔵する細見美術館(京都市左京区)では、愛くるしい犬やユーモラスな金魚の図を基にした手拭いや皿、うちわが、若い女性らのハートを捉えている。 関連ニュース ゆるキャラ「あわ神」の分身、関空に登場 淡路市、アバターで観光客の質問に遠隔で回答 世界パラ陸上で「ゆるキャラレース」1着は? 愛らしく走る8体に歓声 神戸 はばタンと各区のゆるキャラ8体が激走対決‼ 25日、世界パラ陸上の最終日盛り上げ 神戸

 青森県の八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館の名物は、国宝「合掌土偶」をかたどった「人形焼」。ゆるキャラに似たかわいさが目を引く。あんはムラサキイモでクルミ入り。地元の和菓子店が手掛けただけあって、味も自慢の一品だ。
 東京国立博物館(東京都台東区)では、館が所蔵する国宝で、江戸時代の巨匠・尾形光琳(こうりん)作の「八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)」を原寸大で忠実に再現した品を長年販売している。価格は何と300万円(税別)で、「過去に4個売れ、近年ではモチーフの『八橋』にゆかりのある自治体・愛知県知立(ちりゅう)市が購入されました」と担当者。漆職人の手による、グッズを超えた精巧な逸品だ。
 海外に目を向けると、英ロンドンの大英博物館は古代エジプトゆかりの、陶製の青いカバの置物が定番。米ニューヨーク近代美術館では日本が誇る美術家・草間彌生さんの黄色いカボチャの小物などが目を引く。

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