コウノトリ韓国へ渡る 6例目、両親は豊岡生まれ

2019/12/14 17:50

大空を舞うコウノトリ=豊岡市内(資料)

 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は14日、福井県内で生まれたコウノトリが韓国で確認されたと発表した。日本で巣立ったコウノトリの韓国への飛来確認は2017年12月に兵庫県養父市で放鳥された雄以来で、6例目。 関連ニュース コウノトリ、4年連続でふ化 ひな3羽が頭のぞかす 淡路市、電柱に設置の人工巣塔 満開の桜に包まれ空へ コウノトリ、繁殖シーズン迎え巣塔で抱卵 豊岡 コウノトリ、子育てしやすい町? 稲美町で2年連続でひなをふ化 今年全国で初の確認

 確認されたのは、親ペアが豊岡市生まれで、今年8月に福井県坂井市から巣立った雄。同公園によると、今月12日に韓国西南部の島で発見され、同公園と協定を結ぶ韓国教員大を通じて連絡があった。個体を識別する足輪で確認した。

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ