<みんなで解決!子育てカフェ>宝塚大准教授 上山直美さんに聞く

2020/01/05 09:46

宝塚大准教授 上山直美さん

 夫の転勤などで家族や友人がいない地域に移り、子育てをするのは、とても心細いもの。そんなとき頼りになるのがママ友やパパ友です。でも、どうしたら仲良くなれるのでしょうか。父親向け育児支援セミナーで講師を務める宝塚大准教授の上山直美さん(48)=母性看護学=に聞きました。 関連ニュース <次の一手>(130)ママクリエイターラボ(神戸市中央区) クリエーター育成 相生市、価格高騰のコメ無償配布 児童扶養手当満額支給の子育て世帯に 高砂市の山電高架化計画「荒井駅周辺ににぎわいを」 道路拡幅や子育て支援施設、住民らが市に提案

 -ママ友、パパ友がいない世帯が多いようです。
 「核家族で親と離れ、共働きで、職場では家庭の話はタブー、疑問はスマートフォンで検索して解決。そんな家庭が増えているようです。同じ悩みを共有できるパパ友・ママ友は子育ての心強い味方になります」
 -知り合う方法は?
 「まずは自治体の子育て支援窓口に行ってみてください。子育てイベントのチラシを配布しているので、自分に合う地域の催しに参加することをお勧めします。自治体の広報誌にもかなり細かく載っています」
 「外で遊べる月齢になれば、公園や子育て広場など、子どもが集まる場所に行くのもいいでしょう。いろんな人から声を掛けられますよ。『子育てに役立ちたい』と思っている地域の方々って結構多いんです」
 -お付き合いのこつは。
 「年齢や肩書を横に置いて、純粋に子どもを中心にお付き合いすることです。パパ友・ママ友がほしいという人は子育てに熱心な人が多いですが、自分の体裁を気にしすぎると、うまくいきません」
 「私自身、ママ友グループになじめなかったこともありました。幼稚園や保育園だったら『期間限定のこと』という割り切りも大事。地域には、自分に合ったグループがあるはずです」
 -積極性が必要ですね。
 「ママ友・パパ友づくりの第一歩は夫婦仲が良いこと。心に余裕がないと、新しい友達をつくる意欲が湧きません。夫婦関係が良ければ、同じ境遇のパパ・ママを見かけたとき、自然と声を掛けられます」
 -講師を務める子育てセミナーではどんな話を。
 「ママはパパの育児に対し『子どもはあやすけど、世話はしない』との不満が強いようです。だから料理や子どもの生活習慣などを伝えるようにしています」(聞き手・井上 駿)

【うえやま・なおみ】鹿児島市出身、神戸市灘区在住。神戸大大学院修了。同市須磨区などで父親向け育児支援セミナー講師を務める。

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