兵庫県内で強風影響 明石海峡大橋通行止め、休校相次ぐ
2020/01/08 22:22
強風で通行止めになった明石海峡大橋=8日午後、神戸市垂水区(撮影・秋山亮太)
発達した低気圧や前線による強風で、兵庫県内でも8日、一部の交通網に影響が出たほか、暴風警報が発令された地域では小中学校や高校、特別支援学校など公立計1074校が休校となった。
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山陽新幹線やJR神戸線の一部区間では、徐行運転などで午後を中心に遅れが出た。神戸淡路鳴門自動車道でも明石海峡大橋の通行止めが夕方まで続いた。
神戸市内では兵庫区塚本通8で街路樹が根元から折れ、巻き込まれた70代男性が腰を打つなどした。三宮の東遊園地でもケヤキの枝が落下して男性の頭に当たり、約2センチの裂傷。尼崎市杭瀬本町1では、近くに住む90代の女性が強風にあおられて転倒し、足の骨を折るなどの重傷を負った。
神戸地方気象台によると、県内の最大瞬間風速は洲本の26・8メートルが最も強く、神戸21・4メートル、姫路22・1メートルだった。