日中韓の観光担当相会合、淡路島で開催へ

2020/01/10 20:26

赤羽一嘉国土交通相

 赤羽一嘉国土交通相は10日、日本、中国、韓国3カ国の交流を図る今年の観光担当相会合を兵庫県の淡路島で開く方針を明らかにした。閣議後の記者会見で「各国の大臣間で信頼を深め、日本の魅力をアピールする好機。私自身が先頭に立って観光交流の拡大を進めていきたい」と話した。 関連ニュース あの日食べたもの…大震災直後の食事 焼け野原に残ったキリスト像 「1・17」で外国人救援の拠点に 神戸 毎年1月17日に神戸でトランペット演奏の男性 台風19号で自身も被災者となり、身に染みて感じたこと

 日中韓の観光担当相会合は、3カ国の協力強化や、観光による地域経済の発展を目指して2006年に初開催。日中の関係悪化などで開催を断念した年もあるが、3カ国の持ち回りで年に1度開かれている。
 日本開催は15年の東京以来4度目。観光庁国際観光課によると、豊かな自然など魅力的な観光資源があり、阪神・淡路大震災から25年となる被災地の復興をアピールできることから淡路島が選ばれた。開催時期や詳細な場所は各国と調整中だという。(今福寛子)

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