多木浜洋館など8件 兵庫県が景観形成重要建造物に指定

2020/01/22 07:00

青空に映え、威容を誇る多木浜洋館=加古川市別府町東町(撮影・辰巳直之)

 兵庫県は、地域の景観づくりに重要な役割を果たしている「景観形成重要建造物」に、多木化学(加古川市)の創業者により建てられた多木浜洋館(同市別府町東町)など計8件を指定した。 関連ニュース 加西病院「建設地を変更」 高橋市長、方針転換表明 「用地、25年初頭までに選定」 まるで「ツバメ団地」、軒下に50個近い巣 ふんよけの傘カラフルに 丹波篠山のゴルフ場 雇用促進、地域活性へ協定 丹波市とリクルート 28日にはセミナー

 優れた景観の歴史的建造物の保存を図るため、2005年度に制度を創設。今回の指定で計102件(建造物94件、樹木8件)となった。外観を変える場合に届け出を求め、改修などに費用の一部(上限330万円)を助成する。(前川茂之)
 ほかに指定された建造物は次の通り。
 東多田夢勝庵(川西市東多田)▽前田家住宅(三田市屋敷町)▽多木化学本社(加古川市別府町緑町)▽大歳家住宅(同市別府町新野辺)▽大石家住宅(豊岡市但東町矢根)▽田治米合名会社酒造場(朝来市山東町矢名瀬町)▽西山酒造場(丹波市市島町中竹田)

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