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兵庫県教委が入る県庁3号館=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県教委が入る県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 全国高校定時制通信制大会で10連覇したことでも知られる飾磨工業高(兵庫県姫路市飾磨区)の多部制柔道部で、顧問3人による生徒への体罰があったとの訴えがあり、昨年末から休止状態となっていることが、学校関係者への取材で分かった。学校は「体罰を含め不適切な指導があった」と認め、「熱血教師」として著書も出版している男性教諭(55)を含めた顧問3人を、直後から自宅待機にしている。

 他に自宅待機を命じられているのは、男性教諭の長女で20代の非常勤講師と、20代の男性講師。同校によると、12月下旬に市内であった大会で成績が振るわず、顧問から「もっと練習を厳しくする」と叱責(しっせき)された1~2年生の部員10人が、翌日から集団で家出した。生徒らはすぐに発見されたが、過去の体罰や練習時間の長さ、厳しい指導について訴え、学校が柔道部の活動を自粛にしたという。

 学校は県教育委員会に事態を報告し、1月中旬に全日制を含めた全校生徒を対象にアンケート調査を実施。部員の訴えやアンケート結果を基に、顧問や生徒への聞き取りを進めている。

 男性教諭は同校に十数年間在籍しており、「全国高校-」で11度の優勝を達成。問題児と呼ばれた生徒を柔道の指導で更生させてきた功績から、「ヤンキー先生」と呼ばれ、著書の出版やテレビ番組への出演も多い。

 同校の小池孝校長は「生徒間や教員で記憶が食い違う部分もあり、詳細は調査中。ただ、今の時代において容認できない教育活動であり、それを反省し、正していく必要があると考えている」と説明した。

 男性教諭は神戸新聞社の取材に対し「褒める時にコミュニケーションとして頭や背中を軽くたたくことはあったが、怒って手を出したことは無い。確かに厳しい言葉を掛けることはあり、そこは思いが伝わるよう適切に指導すべきだったと反省している」と述べた。

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