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報告書の内容について説明する外部調査委員会の渡辺徹委員長(左)ら=21日、神戸市中央区
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報告書の内容について説明する外部調査委員会の渡辺徹委員長(左)ら=21日、神戸市中央区
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 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、外部調査委員会がハラスメント行為を認定した加害教員4人や前校長とは別に、同校の40代の女性教員が「ハラスメントと評価しうる」行為をしていたことが調査報告書で分かった。隣の学級の児童に「(担任が)そんなに嫌やったらうち(の学級)においで」と言い、机ごと移動させるなどしていた。暴行・暴言以外にも、教員間で異様な雰囲気が醸成されていた校内の状況を示している。

 弁護士3人による市教育委員会の外部調査委が、21日公表した報告書で指摘した。この女性教員は「E」と記され、暴行・暴言のハラスメントを繰り返した加害教員(A、B、C、D)には加えられなかった。

 報告書などによると、2018年度、20代の男性臨時講師Xが担任していた5年生の学級が「学級崩壊」状態となり、隣の学級の担任だったEらが、いじめ対応や家庭訪問などをサポートしていた。18年6~7月ごろ、「授業が分からない」というX学級の児童に、Eは「Xがそんなに嫌やったらうちにおいで」と発言。これを契機にX学級の半数以上の児童がE学級に机ごと移り、少なくとも1時間授業を受けた。

 併せて、Eは児童の前で「なぜ(児童を)迎えに来ないのか」とXを指導。その後、X学級の保護者から「教員間でいじめがあるのでは」と学校に電話があった。Eは調査委に対し、児童を誘ったことを否定。X側に被害感情がないことから、ハラスメント行為には認定しなかったという。

 同校ではこの時期、現在療養中の男性被害教員(25)も、加害教員らにハラスメントを受けていた。だが、当時校長だった50代の前校長は調査委に「職員室の雰囲気が悪いことに全く気付けなかった」と話した。

 報告書は前校長について、高圧的な姿勢から教員に「プチヒトラー」などと評されていた-と指摘。こうした前校長の姿勢も、療養中の男性被害教員らが、教員間の悩みを管理職らに相談しにくい環境をつくったとみられている。(霍見真一郎)

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