神戸市が職員の行動指針を明文化 ヤミ専従問題を受け

2020/02/20 06:45

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市はこのほど、市職員の目指すべき姿や行動指針を明文化した「クレド」(ラテン語で「志」「約束」)を策定した。 関連ニュース 井戸知事2238万円 神戸市長、ヤミ専問題で減給 県内首長所得 神戸で17人感染、2人死亡 新型コロナ 【速報】兵庫で新たに46人感染 9日連続で100人下回る

 市職員労働組合のヤミ専従問題を受けて進める組織風土改革の一環。市長、副市長へのヒアリングや全職員アンケートを基に、プロジェクトチームが文面を練った。
 「神戸のまちに、神戸のひとに、そして進取の気風に、愛着と誇りを」持つとうたう。「進取の気風」という言葉に、神戸港開港以来の神戸らしさを込めたという。行動指針は5項目で、市民目線や当事者意識、高い倫理意識などが並ぶ。
 各職場に掲示を依頼。今後、文章を書いたカードの配布も計画している。(上杉順子)

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