“立体ハザードマップ”で国土交通大臣賞　神戸・美賀多台小６年生

　「第２３回全国児童生徒地図優秀作品展」（国土地理院など主催）の国土交通大臣賞に、神戸市立美賀多台小６年の桐谷友さんの作品「知っとう？神戸の土砂災害　わかりやすい立体ハザードマップ」が選ばれた。 関連ニュース 海外生活ゼロの中１がＴＯＥＩＣ９８０点 「女の子になりたい」全校生徒の前でカミングアウトし気が楽に 小５が数学検定１級合格　大学レベル、最年少記録

　１９９７年度から毎年開かれている。今回は、全国の６２９校から計４６９１点の応募があった。
　桐谷さんの作品は、神戸市のハザードマップを参考に、山と海が近い神戸の地形を立体的に表現。洪水、地滑り、土砂崩れなどが想定される地域を分かりやすく着色した。
　審査員からは「六甲山をびょうぶのように表現することで、危険な所がじかに伝わる意欲的なハザードマップとなっている」などと評価された。
　優秀作品が２月２４日～３月５日、ＮＨＫ大阪放送会館（大阪市中央区大手前４）で展示される。（杉山雅崇）