みっきぃふれあいマラソンが中止 新型肺炎感染拡大受け

2020/02/21 12:44

子どもらが参加した前回のみっきぃふれあいマラソン=2019年3月、三木総合防災公園陸上競技場

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大を受け、3月1日に三木総合防災公園(兵庫県三木市志染町三津田)で予定されていた「第27回みっきぃふれあいマラソン」の中止が決まった。大会要項の規定により、参加料は返金しない。 関連ニュース 国際マスターズマラソン 師走の三田路、ハーフに2463人が力走 完走率は89.8% 野口さんら、女子マラソン元五輪代表3人がトーク 坂本さん、中村さんと 1月11日神院大フェスタ プロ野球選手とラン! 8日、小野ハーフマラソン 阪神、オリックスから7人参加

 三木市教育委員会や市体育協会などでつくる実行委員会が20日夜、臨時の実行委員会を開いて決めた。
 同マラソンはファミリーの部や小中学生、高校生以上の世代別で1・1キロ~10キロの部があり、例年約3千人が出場する。今回は三木市をはじめ神戸、姫路などから2725人がエントリー。大会スタッフとしてボランティアら約340人が参加を予定していた。
 実行委事務局長の石田英之・三木市教育総務部長は「参加者やスタッフの安全を最優先し、やむなく中止を決めた。深くおわび申し上げる」と述べた。参加賞として準備したTシャツなどと大会プログラムは、後日郵送する。
 併せて、レース後に市が同会場で実施する予定だった、三木市民対象の東京五輪陸上競技の無料観戦チケット抽選会も4月に延期する。日時と会場は近く発表する。(井川朋宏)

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