相次ぐイベント中止 「姫路城」ランナーに次回出走権

2020/02/21 21:41

神戸新聞NEXT

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、21日もイベントなどの中止発表が相次いだ。 関連ニュース タクシー運転手に感染判明「他にどんな方法採れば…」 客との距離1メートル、対策に頭抱える業界 もしや感染?自治体に相談急増 新型肺炎「冷静に行動を」 濃厚接触なし、かかりつけ医に 新型肺炎拡大で、厚労省が示した受診目安と検査要件 現場に漂う戸惑い、反発「判断丸投げだ」

 兵庫県は25日に神戸市中央区の生田神社で計画していたシカ肉料理などを楽しむ「文鹿祭&狩猟フォーラム2020」を取りやめ。3月1日に三木市の三木総合防災公園で開催予定だった「第27回みっきぃふれあいマラソン」も中止が決まった。例年約3千人が出場し、今回は地元のほか神戸、姫路などから2725人がエントリーしていた。
 また、神戸新聞社と日本棋院、関西棋院は、東京都内で28日に行う予定だった囲碁の第45期天元就位式を見送ると決めた。立食パーティー方式で関係者約100人が出席する見通しだった。5連覇で名誉天元の称号を得た井山裕太天元には同日、東京・日本棋院で允許状を授与する予定。
 一方、中止が決まっている「世界遺産姫路城マラソン」について、姫路市は21日、エントリーしていたランナーに次回大会への出走権を与えると発表した。参加料は改めて徴収する。

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