春本番の陽気、桃色と黄色の競演 神戸・灘の公園

2020/02/24 19:07

菜の花とカワヅザクラが競演し、春本番の雰囲気が楽しめる=24日午後、神戸市灘区摩耶海岸通2、西郷川河口公園

 午前中から晴れ間が広がった24日、兵庫県内各地は3~4月上旬並みの暖かさとなった。神戸市灘区の西郷川河口公園では、菜の花とサクラの早咲き種「カワヅザクラ」が同時に見頃を迎え、一足早い花見を楽しむ人たちでにぎわった。 関連ニュース 次は2139年か…? 120年に一度といわれるタケ開花 謎多く不吉の象徴とも 見上げてごらん 満月と飛行機、夜空で競演 華やかラン多彩に2千種2万株 兵庫「淡路夢舞台」温室で特別展

 同公園の緑地には、階段状の斜面に約20本のカワヅザクラが植えられ、菜の花が遊歩道沿いを彩っている。この日は、ベンチで花を眺めながら昼食を楽しんだり、愛犬との散歩がてらにカメラで撮影したりする人の姿が見られた。
 家族4人で訪れた近くの男性会社員(38)は「子どもの成長とともに、毎年きれいな様子を見るのが楽しみです」と目を細めた。(斎藤雅志)

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