東須磨小以外でも…食用サナギ食べさせたり暴言や頭から七味 教員2人がパワハラ

2020/02/28 21:00

神戸市教育委員会=神戸市中央区東川崎町1

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題に絡み、市教育委員会は加害教員らの懲戒処分を発表した28日、別の学校でも教員2人が同僚に食用蚕のサナギを食べさせたり、職員室で「ダボ」「給料泥棒」などと暴言を繰り返したりする教員間ハラスメントがあったと、明らかにした。 関連ニュース 下半身を露出して踊る自撮り動画 高校教諭が元教え子3人に送る 男子生徒とわいせつ行為 30代女性高校教諭処分 女性警官、休みはデリヘル勤務

 市教委によると、2人は40代の男性教員と30代の男性臨時講師。それぞれ減給10分の1(3カ月)と戒告の懲戒処分とした。調査の結果、ほかにも「職員旅行を盛り上げる企画と告げ、散髪屋で丸刈りにさせる」「宴会で七味を頭からかける」「指導の際に椅子などを蹴る」といった行為が認定された。
 東須磨小での問題を受け、市教委が全教職員を対象に実施したハラスメント調査で判明した。

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