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在校生らに見送られ、閉校する校舎に別れを告げる卒業生=23日午後、兵庫県神河町越知、越知谷小学校
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在校生らに見送られ、閉校する校舎に別れを告げる卒業生=23日午後、兵庫県神河町越知、越知谷小学校
マスク姿での卒業式。将来の夢などを発表する6年生(手前)=23日午前、小野市下来住町、来住小学校
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マスク姿での卒業式。将来の夢などを発表する6年生(手前)=23日午前、小野市下来住町、来住小学校
卒業生の退場で「蛍の光」をリコーダーで演奏する教諭ら=23日午前、明石市魚住町清水、清水小学校(撮影・辰巳直之)
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卒業生の退場で「蛍の光」をリコーダーで演奏する教諭ら=23日午前、明石市魚住町清水、清水小学校(撮影・辰巳直之)
サプライズのメッセージの前で記念撮影する6年生=加古川市加古川町中津、氷丘小学校(撮影・千葉翔大)
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サプライズのメッセージの前で記念撮影する6年生=加古川市加古川町中津、氷丘小学校(撮影・千葉翔大)

 新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校で臨時休校が続く中、兵庫県の播磨や丹波地域の小学校で23日、卒業式が開かれた。感染予防のため下級生らが欠席する異例の門出。それでも、久しぶりに顔を合わせて喜ぶ6年生を、先生や保護者が力いっぱい祝った。

■幕を下ろす学校から/神河町・越知谷小

 はかま姿の恩師を囲む卒業生の笑い声が教室に響いた。休校措置で静まり返っていた校舎につかの間、和やかなひとときが戻った。

 2019年度末で閉校する神河町立越知谷小学校ではこの日、6年生計11人が巣立った。118年の歴史に幕を下ろす閉校式も簡略化して行われた。

 同校では親元を離れて通う山村留学生を10年以上受け入れており、19年度は3人の留学生が門出を迎えた。休校中はいったん町外の自宅に帰っていたが、式のため戻ってきた。

 女児(12)=神河町=は「行事一つ一つを大切にしてきたから、急にみんなと過ごす時間がなくなって悲しかった。それぞれの場所で頑張ろうと最後に話せて良かった」と話していた。(小林良多)

■決意と夢披露/小野市・来住小

 小野市下来住(しもぎし)町の市立来住(きし)小学校では、卒業証書を受け取った6年生32人が「12歳のメッセージ」と題して、中学校での目標や将来の夢、感謝の言葉などを見守る保護者に語り掛けた。

 女児(12)は、移動販売車に乗って小野市の特産品「そろばん」を売るという夢を披露。「小野市に、そろばんという良いものがあると知ってもらいたい」と語った。

 来賓や在校生は出席せず、校長の式辞も例年の半分にするなどして時間を短縮した。式に出られなかった在校生はビデオレターの映像で登場。在校生はスクリーン越しに「学校の代表として頑張る姿は私たちのお手本でした」と6年生に言葉を送った。(笠原次郎)

■響く恩師の縦笛/明石市・清水小

 明石市立清水小学校(同市魚住町清水)では、教師約30人が6年生をリコーダーの演奏で送り出した。先生たちは退場する教え子の前で一斉にリコーダーを取り出すと、「蛍の光」を奏でて別れを惜しんだ。

 例年は5年生の演奏で卒業生が退場するが、教師が代わりを務めた。5年生の担任、増本由紀教諭(46)が2週間前に提案。賛同を得て、練習に励んだ。

 式では、息の合った音色を体育館に響かせ、卒業生99人を最後の1人まで見送った。増本教諭は「いつも通りにできないことが多く、卒業生を悲しい気持ちにさせたくなかった。出席できなかった5年生の思いも乗せて演奏できた」と話していた。(川崎恵莉子)

■後輩たちからサプライズ/加古川市・氷丘小

 加古川市加古川町中津の市立氷丘小学校では、体育館前に出席できなかった5年生が、卒業生にお祝いメッセージを張り出した。臨時休校の中、1日だけの登校日に急いで仕上げた。カラフルな絵とともに「今までありがとう」などと書かれ、その前で記念撮影する6年生の姿も。後輩のサプライズに男児(12)は「5年生の思いが伝わって泣きそうになった」。(撮影・千葉翔大)

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