尼崎で60代男性の感染確認 出張でイギリス訪問

2020/03/21 18:33

尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 兵庫県尼崎市は21日、同市に住む60代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。尼崎市民の感染者は7人目。男性は会社の出張でイギリスを訪れ、8日に帰国したという。 関連ニュース 消毒用アルコールがないときは 医科大の主任教授がアドバイス 感染症の研究員「マスクは人混みや電車の中ではしています」 品薄アルコール消毒液の救世主? 「酸性電解水」市庁舎や病院で活用広がる

 同市によると、17日に38度台の発熱と悪寒があり、翌18日に市内の医療機関を受診した。インフルエンザの検査は陰性だったが、その後も38度台の発熱が続いたため、20日に帰国者・接触者外来を受診し、21日にPCR検査で陽性と判明した。17日以降は出勤せずに自宅で過ごしていたといい、現在、容体は安定しているという。
 男性は8日に帰国し、羽田空港、大阪(伊丹)空港を経て、電車で尼崎市内に帰宅した。同居人はいないという。市は今後、男性の仕事内容なども聞き取る。
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