医師ら新型コロナ感染で診療中止の北播磨総合医療センター　一部診療２６日に再開へ

　医師と看護師の計４人が新型コロナウイルスに感染し、全ての診療を中止していた北播磨総合医療センター（兵庫県小野市市場町）は２４日、救急患者の受け入れなど一部診療を２６日に再開する、と発表した。感染者が濃厚接触した患者ら３８人を検査した結果、全員が陰性と判明。２週間の潜伏期間が過ぎて新たな感染者もいないため、再開を決めた。 関連ニュース 神戸で保育士ら４人の感染確認　「クラスター発生の可能性濃厚」 神戸市長のツイッター「暴き立てて何になる」に批判相次ぐ 品薄アルコール消毒液の救世主？　「酸性電解水」市庁舎や病院で活用広がる

　院内の消毒を徹底した上で２６日は予約の外来診療、緊急入院などから再開。４月６日に紹介患者の外来と入院の取り扱いを始め、同１３日には初診患者ら全ての診療を始める。
　同センターでは１０日に７０代医師、１１日に５０代医師の感染が分かり、１２日に全診療を中止した。１３、１６日にはいずれも５０代の女性看護師の感染が確認された。（笠原次郎）
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