兵庫県会本会議、委員会「採択」から一転 最大会派自民が反対、異例の結論

2020/03/26 06:00

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県議会(定数86)が開いた25日の本会議で、事前の委員会で採択すべきとして可決された請願が、最大会派自民党の反対で不採択となる異例の事態があった。委員会によっては自民の人数が半数以下だが、本会議では過半数を占めており逆転が起きた。 関連ニュース 古屋氏、自民過半数目指す 衆院選、中道は比較第1党 X投稿数、最多は自民高市氏 賛否混在、参院選は参政神谷氏 木村義雄氏が繰り上げ当選 参院、自民比例

 不採択となったのは、選択的夫婦別姓の導入に向けて民法改正を求める請願。3日の総務常任委員会で審議した。委員長を除いた自民の委員5人は反対したが、ひょうご県民連合と公明党・県民会議、維新の会、共産党、無所属の計7人が賛成し多数決で可決した。
 ところが本会議最終日のこの日にあった採決では議長を除いて自民が43議席を占めており、賛成する他会派などを1議席上回った。
 委員会と本会議の結論が違うケースは1971年以降で7例目。2009年にも選択的夫婦別姓を求める同趣旨の請願が委員会で可決されながら、本会議で逆転不採択となったことがあるという。(井関 徹)

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