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島田氏らを追悼する島守の塔=沖縄県糸満市
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島田氏らを追悼する島守の塔=沖縄県糸満市
島田叡氏
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島田叡氏

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、住民の生命保護に尽力した神戸出身の元沖縄県知事・島田叡(あきら)氏らを追悼する「島守忌(しまもりき)俳句大会」が6月14日、那覇市で開かれる。3年目の今年は戦後75年の節目。神戸新聞を含めた地方紙4社などが協力して島田氏らを描く映画「島守の塔」を製作することもあり、主催団体は「俳句を通じて沖縄戦について考える機会になれば」としている。

 島田氏は1901年、神戸市須磨区出身。旧制神戸二中(現兵庫高校)、東京帝国大(現東京大)を卒業。旧内務省に入り、45年1月、最後の官選知事として沖縄に赴任した。部下の荒井退造警察部長らと協力し疎開や食糧調達に取り組み、戦渦の中、43歳で消息を絶った。

 俳句大会は2018年に始まり、島田叡氏事跡顕彰期成会が主催する。同会は元教諭や県職員らが集い、島田氏の業績を伝えてきた。島田氏が行方不明となった6月末を「島守忌」(季語)に設定して忌日(きにち)俳句を詠む。沖縄以外にも兵庫や荒井氏の出身地である栃木からの応募が多く、修学旅行で現地を訪問する中高校生らも参加する。

 765句が寄せられた昨年は、兵庫高校の2年生だった米澤周奈(しゅうな)さんと森岡愛弥華(あやか)さんが高校生以下の部で1、2席になった。同会の名嘉山興武(なかやまおきたけ)副会長は「若い人が平和学習として取り組んでくれるのはうれしい。今年も中学、高校生の秀作を期待したい」と話す。

 季語に「島守忌」「島田忌」「荒井忌」を使った作品を一般、高校生以下の部で募集。6月14日、那覇高校「城岳(じょうがく)同窓会館」の本大会で入賞作を発表する。

 はがきに作品(未発表で2句まで)、住所、名前(俳号の場合は本名も)、年齢、電話番号を明記し、〒900-0014 那覇市松尾1の21の53 城岳同窓会館内 島田叡氏事跡顕彰期成会「島守忌」係へ。4月30日消印有効。同会TEL098・867・2525

(津谷治英)

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