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緊急事態宣言を受けて会見する井戸敏三・兵庫県知事=7日夜、兵庫県庁(撮影・鈴木雅之)
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緊急事態宣言を受けて会見する井戸敏三・兵庫県知事=7日夜、兵庫県庁(撮影・鈴木雅之)

 緊急事態宣言の対象区域になった兵庫県の井戸敏三知事は7日夜、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づき、県民に不要不急の外出や人口密集地との往来の自粛を要請した。会見での主なやりとりは次の通り。

 -緊急事態宣言への受け止めは。

 「兵庫県だけ単独であれば指定はされなかったのかもしれないが、大阪との人の交流、横断が多い地域なので一体に扱われるのは仕方がない。県民にもご理解をお願いしたい」

 -感染者の重症度に応じた、病院の機能分化について。

 「医療崩壊の防止の鍵は、重症者を医療機関がうまく受け入れられるかどうかだ。そのために三つの医療機関の機能を分けて対応する」

 -無症状者の対応で、姫路や神戸の宿泊所などを活用する。

 「神戸のJICA関西、姫路のホテルなどが確保できる。そこに軽症者に移ってもらうことで、空いた病院のベッドで新しい入院患者に対応したい。宿泊施設への入所は原則として、一度病院に入院し、医師が経過観察して大丈夫と判断した患者を対象とする」

 -受け入れは来週から始める?

 「準備ができ次第。態勢の整備があるので、それらの準備が整った段階で始めたい」

 -学校の休校について。1~4学区と5学区で対応を分けた理由は。

 「第5学区は患者が発生していない。発生した地域と発生していない地域は、分けて対応する必要がある」

 -夜間の接客を伴う飲食店やカラオケの自粛を求めているが、日中については。

 「ここであえて述べていないが、以前からある利用を自粛する施設の典型として挙げさせてもらった。昼間の利用についても対象外ではないが、あえて具体例とはしていない」

 -事業者側に営業自粛は求める?

 「それはこれからの問題。政府もまずは利用者の自粛要請から始めている」

 -今後の県内の状況をみて検討するということか。

 「そういうことになる。まずは外出を抑制して、風評被害の発生を防ぐ」

 -大阪府との連携は。

 「情報交換はしている。対処方針について、内容の大きなずれはないと思っている」

 -学校で入学式、始業式ではなく、説明会という形を取る。

 「本来なら4月8日から県立学校がスタートする。市町立の学校もだいたい同じ。(子どもたちは)春休みはほとんど登校しておらず、新しい教科書も渡さないといけない。(休校が終わってから)授業を始める上での注意事項を伝えていく必要がある。そのために説明会を開くが、式典はやめるということ」

 -医師や看護師の確保で県医師会などと連携は取れているか。

 「外来部門を応援に回すというのが一番やりやすいと思うが、それぞれの医療機関と相談していくことになる」

 -県の補正予算の措置について。

 「来週、県議会と相談して、いつごろに臨時会を開くか。補正予算対応は今週中にまとまり、来週早々には発表できると思う」

 -これまでも通勤、通学や生活必需品の購入以外を除き外出自粛を求めているが、今回はより強い要請か。

 「より強まった。任意の自粛の要請ではなく、法に基づく要請。仕事は不要不急とは言えないと思うが、在宅業務などを求めていきたい」

 -企業への休業要請には踏み込んでいないが、感染が増え続けるようなことがあれば検討するか。

 「状況が一段と進んだ場合に考えていくというのが、基本スタンス」

【井戸知事会見一問一答】 緊急事態宣言・兵庫県の対応(2)はこちら

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