総合 総合 sougou

  • 印刷
緊急事態宣言を受けて会見する井戸敏三・兵庫県知事=7日夜、兵庫県庁(撮影・鈴木雅之)
拡大
緊急事態宣言を受けて会見する井戸敏三・兵庫県知事=7日夜、兵庫県庁(撮影・鈴木雅之)

 緊急事態宣言の対象区域になった兵庫県の井戸敏三知事は7日夜に記者会見を開いた。主なやりとりは次の通り。

 -今回の措置に関し、感染の抑え込みに対する期待は。

 「最近の発生状況をみると、3月26日ごろから若い人の感染が増えて、高齢者は減っている。若い人が増え、感染経路が追えなくなっているのではないかと警戒感を持っている。若い層にしっかり要請する必要がある」

 -法の要請があるということで、そのメッセージは強まるか。

 「法に基づく緊急事態宣言が発せられたための措置ということを、強く訴えたい」

 -1カ月という期間について。

 「感染から発症が確認できるのは2週間後と言われている。宣言の成果を見るにはまず2週間必要になり、さらにもう2週間で1カ月というのは、効果を見る上で適当な期間と思う」

 -感染のレベルが一段と進むとは。

 「発症数が多くなるということ。数字では表せないが、1日に20人以上の増加がずっと続くということがあれば、さらに(措置を)ワンランク上げることまで検討しないといけない」

 -一般市民にマスクや消毒液が不足している。

 「国が増産と言っているが、(十分に)流通していない。自分でマスクを作って活用するというのを選択肢として考えてほしい。ホームページでも作り方を公表している」

 -東京、大阪に比べると事業者への要請という点で差が出た。

 「東京はかなり踏み込んでいるが、大阪とは今の段階ではそれほど大きな違いはない。東京とは(感染拡大の)状況が全く違う」

 -自粛要請で具体的な施設を挙げなかった理由は。

 「運動施設であれば、(自粛を求めるのは)密閉されている体育館やジム。広いグラウンドまでダメとは言えない。一つ一つの施設を評価する際は『三つの密』の状況を見るべきで、あえて具体的な表現はしなかった」

 -補償とセットでの自粛要請の方がありがたいという声もあるが。

 「(自粛要請によって受けた)損害の算定が難しい。総理の会見での見解を聞いて、私もその通りだと思う」

 -県民に理解を求める方法は。

 「県の広報番組やホームページ、会員制交流サイト(SNS)の情報提供が中心になる」

 -自粛要請の内容の見直しは県独自で判断するか。

 「適切な内容は追加し、不要な点があれば削除する」

 -開店休業を強いられている事業者に対し、協力の呼び掛けのメッセージは。

 「コロナウイルス対策を取って人との接触を避けると、人の交流、往来が減るのはある意味当然。(事業者に)間接的な不利益が出ている段階だ。今の時期が非常に重要で、兵庫で感染拡大を起こさないため、ご協力ください」

 -開催自粛を求めるイベントの人数は想定しているか。

 「想定していませんが、よく言われているのは50人くらい」

 -イベント自粛への補償は考えているか。

 「先ほど言った通り。間接的な不利益に対して補償するのは難しい」

 -学校休校の判断が二転三転した。

 「かなり感染者数の状況が変わった。二転三転したのは事実」

(おわり)

【井戸知事会見一問一答】 緊急事態宣言・兵庫県の対応(1)はこちら

総合の最新
もっと見る

天気(8月10日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 30%

  • 35℃
  • 27℃
  • 20%

  • 35℃
  • 27℃
  • 20%

  • 35℃
  • 27℃
  • 30%

お知らせ