姫路城、９日から完全休城　緊急事態宣言の方針受け

　兵庫県姫路市の清元秀泰市長は７日夕に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、世界文化遺産・国宝姫路城を９日から完全に休城する方針を明らかにした。兵庫県など７都府県に緊急事態宣言が発令されることを前提に述べた。 関連ニュース “竹田”違い　「天空の城」観光客、誤って丹波へ ブラタモリの姫路ロケ地紹介　観光案内所で冊子配布 武田信玄、信長に感謝の書状　対謙信の協力に「頼もしい」

　市は３月７日から姫路城の見学を屋外だけに限定し、天守と西の丸百間廊下については公開を休止していた。市によると、休城は５月１０日までをめどとする。同じ期間、姫路城に隣接する好古園や市立動物園も閉園する。
　清元市長は緊急事態宣言について「人の交流の機会を減らしていくことが目的」とし、「人が集まる施設については（対策の）段階を一つ上げないといけない」と休城理由を説明した。
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