マスク1万枚を保育施設に寄付 子ども服「キムラタン」

2020/04/09 23:22

神戸市の山村昭こども家庭局長(右)にマスクを寄贈するキムラタンの清川浩志社長=神戸市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスク需要が高まる中、子ども服メーカー「キムラタン」(神戸市中央区)はこのほど、大人用のマスク1万枚を神戸市に寄贈した。市は業界団体を通じて、市内の保育園や幼稚園など未就学児が通う施設などに順次配るという。 関連ニュース 神戸市で137人感染、5人死亡 新型コロナ 神戸に“行きつけ”の路上飲みスポット出現「ささやかな楽しみ奪わないで」 兵庫県内の自宅療養・待機者 2カ月で50倍 神戸市「入院時期保証できず」

 同社は、市内で運営する企業主導型保育施設でマスクが不足していることなどを受けて、中国にある下請け工場でマスクの製造を開始。3月下旬からは商品として通信販売を始めるとともに、市内の保育現場などを支援しようと、広く寄付することを決めたという。
 清川浩志社長は「マスクが不足する中、頑張っている保育園などに有効に活用してもらいたい」と話した。(初鹿野俊)
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