彩前線(11)山肌染める薄紅色 朝来・立雲峡

2020/04/10 20:11

山の斜面を彩るヤマザクラやソメイヨシノ=朝来市和田山町竹田(小型無人機で撮影)

 錦絵を思わせる見事な咲きぶりから「但馬吉野」と呼ばれ、桜の名所として知られる立雲峡(兵庫県朝来市和田山町)で、ヤマザクラやソメイヨシノが圧巻だ。 関連ニュース 近畿大会で活躍誓う 県高校総体、豊岡総合高が3部門で躍進 発見!白いナマズ「ここまで成長、幸運の証し」 城崎マリンワールドで展示へ 新型コロナワクチン、女性に1日2回接種のミス 勘違いし反対の腕に接種

 鎌倉、室町時代にはすでにヤマザクラの群生地として知られていたという。樹齢300年を超える老桜も含めて計約2千本が咲き誇る。
 上空からの眺めを楽しもうと小型無人機(ドローン)を飛ばした。満開の枝を見下ろしながら高度を上げると、山肌が薄紅色に染まる絶景が広がった。
 地元住民でつくる立雲峡環境整備協議会の藤岡秀夫会長(69)は「こけむした奇岩と桜の調和も見事」と話す。
 情報館・天空の城TEL079・674・2120(斎藤雅志、辰巳直之)
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 このシリーズは今回で終了します。

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