神戸西署で新たに男性警部補感染 県警では9人に

2020/04/11 23:32

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 兵庫県警は11日、神戸西署で新たに40代の男性警部補=同県加古川市在住=が感染したと発表した。同署員では8人目で、県警では計9人となった。同日、尼崎市職員の40代女性も感染が確認されるなど県内各地で明らかになり、1日の感染者数としては最多となった。 関連ニュース 軟式高校野球、秋季県大会が開幕 篠山鳳鳴、育英が準決勝へ 秋の味覚「丹波篠山黒枝豆」販売解禁 待ちわびたファンら行列 高温少雨が影響、例年より2日遅れ ママさんバレー神戸新聞杯11日開幕 33チーム出場

 県警によると、警部補は4~5日、最初に感染が分かった50代の男性警視と一緒に当直業務に当たった。8日夜に発熱し、11日に陽性が確認された。
 警部補は6、7日、近畿管区警察学校(堺市)の寮で他府県警の警察官と一緒に過ごしていた。同学校は、接触のあった警察官について自宅待機させているという。
 尼崎市は、南部保健福祉センター勤務の40代女性職員=神戸市在住=の感染を発表。市民や職員との濃厚接触はなく、同センターの共用部分などの消毒は完了しており、13日以降は通常通り業務を続ける。尼崎市はこのほか市内在住の30~70代の男女5人の感染を明らかにした。
 西宮市は、いずれも市内在住の40~50代の男女計3人の感染を発表。また、姫路市は70代女性と50代男性、明石市は20代男性の感染をそれぞれ発表した。(まとめ・竹本拓也)
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