青い光で「医療」にエール 16日から神戸各地でライトアップ

2020/04/16 06:50

明石海峡大橋

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療従事者に感謝の気持ちを示そうと、神戸市が毎週木曜日に市内の各施設に青色でのライトアップを呼び掛けている。16日から、明石海峡大橋や神戸ハーバーランドのモザイク大観覧車など10カ所以上を青く照らす。 関連ニュース ピラミッドに「家にいて」 新型コロナ拡大、ライトアップで呼び掛け レディー・ガガら中継コンサート 医療従事者へ支援と謝意 別れや感謝の言葉、菓子に託して メッセージ入りサブレ発売

 英ロンドンで3月下旬に始まり、米ニューヨークなどにも広がった取り組み。ほかにライトアップするのは、「BE KOBE」のモニュメント▽錨山(いかりやま)▽神戸ポートターミナル▽フラワーロード▽神戸市立博物館-など。モザイク大観覧車は日没後、30分おきに「ありがとう」のメッセージも表示する。
 神戸市では市立医療センター中央市民病院や神戸赤十字病院で医療従事者の感染が確認されており、市広報課は「最前線でコロナウイルスと戦う人々は、常に感染リスクと背中合わせの状況にある。ライトアップで感謝と敬意を示したい」とする。
 ライトアップは23、30日にも実施。外出自粛要請が出ているため、点灯の様子は同課がツイッターやインスタグラムなどの公式アカウントで発信する。医療従事者に対しては、決まった時刻に感謝の拍手を送る取り組みも各地に広まっている。(長谷部崇)
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