尼崎の20代理学療法士が感染 集団感染の病院に勤務

2020/04/22 19:37

尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 兵庫県尼崎市は22日、同市に住む20代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は、院内での集団感染が確認されている「なみはやリハビリテーション病院」(大阪市生野区)に勤める理学療法士で、大阪府が20日に感染者として発表している。 関連ニュース 三菱電機社員の2人はスナックで感染 新型コロナ休校中に生徒呼び出しキス 中学臨時教諭 新型コロナ拡大でステーキ食べ放題!? バイキング自粛で対案、人気に

 尼崎市によると、男性は10日に38度の発熱があったが、13日には36・8度に。同日、市内の病院を受診したが、他に感染を疑わせる症状はなくPCR検査は見送られた。その後、勤務先で感染者が相次いだため、19日に検体を採取し、20日陽性が確認された。21日から市内の感染症指定医療機関に入院している。尼崎市が感染を確認したのは40人目(市外在住含む)となった。
 男性は、13日以降は平熱が続いており、容体は安定している。渡航歴はなく、同居人は2人。職場には電車で通っていた。(大田将之)
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