「3密」回避、兵庫県議会の議場閑散

2020/04/25 07:00

議員らが間隔を空けて座った本会議場=兵庫県議会(撮影・鈴木雅之)

 兵庫県議会が24日に開いた臨時会本会議では、新型コロナウイルスの感染防止を図るため、普段は使っていない席や特別傍聴席を活用した。「密集」「密接」を避けるために議員が隣り合わないよう席を指定し、「密閉」状態にならないよう扉を開けたままにするなど異例の対応だった。

 本会議場では、マスク姿の議員が閑散とした状態で着席。答弁に立つ県側の出席者も2月議会に比べると半数以下に抑えられた。
 今月は常任委員会の開催を一部中止して質疑を書面で行うなど、コロナ対策を進めている。(藤井伸哉)
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