事業情報、原則開示を 神戸市が関西電力に株主提案 金品受領問題受け

2020/04/27 18:06

神戸市役所=神戸市中央区

 関西電力の役員らによる金品受領問題を受け、主要株主の神戸市は27日、経営や事業に関する情報の原則開示などを求める株主提案の2議案を同社に提出する、と発表した。株主の大阪市、京都市との共同提案で、6月の株主総会に提案される見通し。 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 2議案は、いずれも定款の一部変更を求める内容。経営の透明性を確保するため、経営や事業に関する情報を原則全て開示することを明確に示すとともに、取締役の報酬に関する情報についても個別に開示する必要性を訴えている。
 神戸市は関電株の約3%を保有し、自治体では大阪市に次ぐ2番目の主要株主。(石沢菜々子)

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