兵庫県が医療者支援で基金創設 医師や看護師らの待遇改善へ
2020/04/27 23:32
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
兵庫県の井戸敏三知事は27日、医療従事者を支援する「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」を創設したと発表した。県内の市町と一体で企業や市民から資金を募る。
コロナ患者を受け入れる医療機関で、医師や看護師らへの報酬上乗せや応援スタッフらの費用、家族への感染防止や仮眠のために使う宿泊代などに使うことを想定している。
資金は公益財団法人「県健康財団」が管理。神戸市は独自で同様のファンドを開設しているため、同市内の医療機関は県基金の対象から除く。
井戸知事は「疲労を抱えつつ、命懸けで奮闘している医療従事者を支えたい」と話す。振込口座など詳しくは県のホームページで公開。県防災企画課TEL078・362・9870(藤井伸哉)
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