兵庫県などは7日、新型コロナウイルスに感染して入院していた70代と90代の男性2人が死亡し、三田市消防署に勤務する20代の男性消防士=神戸市、明石市立市民病院に勤務する20代の女性看護師=同市=ら男女計3人の感染を確認したと発表した。県内で確認された感染者は、6日発表分の3人と合わせて計680人、死者は32人になった。
西宮市の90代男性は4日に亡くなった。4月14日に発熱して入院し、市が発表した同25日時点では軽症だった。神戸市の70代男性は3日に死亡したという。
男性消防士は陰性と判定された後に発熱し、軽症という。感染の疑いがある親族の受診に付き添ったといい、消防署内での濃厚接触はなく、署の態勢に影響はないという。
女性看護師は感染者専用病棟に勤務。6日に陽性が判明し、軽症という。濃厚接触者の4人は自宅待機している。一般外来などの業務に影響はない。このほか県は大阪市在住の20代無職女性の感染を発表した。
6日には神戸市が3人の感染を発表。神戸赤十字病院に勤務する30代の男性医師と20代の女性看護師、同病院に入院中の80代女性で、同病院関連の感染確認は計37人となった。(まとめ・竹本拓也)
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