シバザクラの「地上絵」現る 閉園中の観光園、ドローンで撮影

2020/05/03 16:54

高度約140メートルから眺めると、ピンク色のじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっていた=三田市永沢寺

 ピンク色の「地上絵」が兵庫県三田市郊外に現れた。観光園「花のじゅうたん」で、大型連休に合わせるかのようにシバザクラが満開に。新型コロナウイルス感染拡大予防のため閉園中で、来園者がいない園内を、特別の許可を得て小型無人機(ドローン)で撮影した。 関連ニュース あの雲何に見えた? リアル「火の鳥」反響ぞくぞく 空が澄み絶景 棚田に懸かる天の川 「乗り心地の悪さが評判」 日本で唯一の「カーレーター」乗ってみた

 今年は4月上旬に咲き始め、6千平方メートルの敷地に約1億輪が咲き誇る。同園を経営する関口広司さん(72)は「順調に開花が進んでいただけに閉園するのは苦渋の選択だった」と話す。今後は来年に向けての準備に力を注ぐという。
(斎藤雅志、辰巳直之)

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