新型コロナ、兵庫県内の感染は1人 神戸で2人目の再陽性

2020/05/08 20:16

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 神戸市は8日、新たに50代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、4日の兵庫県内唯一の感染者だった50代男性会社員について、いったん治癒確認した後で再び症状が出た「再陽性」のケースだったと明らかにした。再陽性は神戸市内で2例目。兵庫県内ではこのほかに感染確認がなかったため、県内で確認された感染者は計680人で変わらない。 関連ニュース 「陰性」男性、翌日死亡 後に感染判明 症状あるのに…5回目で初めて「陽性」 PCR検査、見極め難しく 神戸市民4万人に感染歴か 試算の病院長「公表患者数と隔たり。本当に大きな驚き」

 市によると、再陽性となった男性は4月9日にPCR検査で陽性と判定され、入院を経て同13日から軽症者向けの宿泊施設に入った。施設ではほぼ症状がなく、PCR検査で2回陰性となり、同21日から自宅待機していた。
 その後、頭痛や発熱があり、大型連休明けから仕事復帰できるか相談するため、5月2日に病院を受診。同3日に再び陽性反応が出たという。
 市健康局は「外部から再び感染したとは考えにくく、体内にウイルスが残っていた可能性もある」としている。(長谷部崇、竹本拓也)
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