尼崎市内の30代女性感染 西宮の教育機関勤務

2020/05/10 15:12

尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 兵庫県尼崎市は10日、同市に住む30代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市によると、女性は同県西宮市内の教育機関に勤めているという。尼崎市で新たな感染者が確認されたのは今月2日以来1週間ぶりで、計47人(市外在住者含む)となった。 関連ニュース 三菱電機社員の2人はスナックで感染 社内でクラスター発生か 企業名公表に同意せず操業継続 「会社辞めるか、奥さんが辞めるか」看護師と家族に誹謗中傷 クラスター発生の病院

 同市によると、女性の勤務先は公立の学校園ではないといい、「プライバシー保護のため詳細は控える」としている。
 女性は、同市が4月24日に41例目として発表した地方公務員男性の同居人。同日から自宅待機となり、同市が健康状況を観察していた。症状はなかったが、女性の職業を考慮してPCR検査を実施したところ、今月9日に陽性が判明し、10日に市内の感染症指定医療機関に入院した。(大田将之)
【記事特集リンク】新型コロナウイルス

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ