尼崎市立の幼小中高、１８日から「登校可能日」設置

　兵庫県尼崎市は１３日、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業が続く市立の幼稚園、小中学校、高校について、１８日から週１回の「登校可能日」を設けると発表した。登校可能日は学年やクラス単位で分散する。出席は任意で、登校しなくても欠席扱いにはしない。 関連ニュース 感染者個人情報に「愛人？」も　県のサイトに一時誤掲載 社内でクラスター発生か　企業名公表に同意せず操業継続 三菱電機社員の２人はスナックで感染

　市内の感染者が収束傾向にあることや他市の状況、保護者の要望を踏まえて判断した。１８日からは１時間程度、２５日からは１～２時間。子どもの心身状態を把握し、課題や教材を配る。幼稚園児は保護者と一緒に出席する。出席していない家庭には別途、教材を届けるなどの対応を取る。
　検温やうがい手洗いを徹底。教室の机は１～２メートル離し、一度に教室に入るのは２０人以内にする。特別支援学校は登校可能日を設けない。（中川　恵）
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