洲本市長、議員ボーナス全額カット 2176万円、コロナ対策に
2020/05/15 07:00
洲本市役所=洲本市本町3
 兵庫県洲本市は14日、市長ら特別職の6月期末手当(ボーナス)を全額カットし、財源を新型コロナウイルス感染症対策に充てると発表した。同市議会も全議員がボーナスを受け取らないことを決め、ともに21日開会の市会臨時会に条例改正案を提出する。カット額は計約2176万円。県市町振興課は「全額不支給はあまり例がない」としている。
          
            関連ニュース
            
              色鮮やかアジサイ4千本 洲本の観光農園、6日オープン                        
              卵7個で約60瓶分 クジャク卵のプリン、ネット販売 南あわじ                        
              【速報】兵庫で新たに70人コロナ感染、4人死亡                        
 カット額は市長179万9千円、副市長156万6千円(2人)、教育長137万5千円の計630万6千円。議員は全18人の計1545万6千円で、全額をコロナ対策に活用するよう市当局に求める。
 竹内通弘市長は「現状では市民にささやかな補助しかできず、十分とは言えない。議員とともに、何ができるかを考えて決めた」とした。(赤松沙和)
【記事特集リンク】新型コロナウイルス