相生市長選、現職谷口氏6選 5回連続の無投票で
2020/05/17 19:00
谷口芳紀氏
任期満了に伴う兵庫県相生市長選が17日告示され、無所属の現職谷口芳紀氏(71)=自民、公明、国民民主推薦=以外に立候補はなく、5回連続となる無投票で谷口氏の6選が決まった。
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兵庫県選挙管理委員会の記録によると、県内の首長選で5期連続の無投票当選となったのは、2003年の旧日高町長選で6選した故清水豊氏以来。
谷口氏は故河本敏夫衆院議員の秘書を経て、00年6月に初当選。人口減少が深刻化する中、中学3年まで医療費や給食費を無料にするなど、子育て支援や定住促進に力を注いできた。
一方、かつて発展を支えた造船業が下火になって以降、地域経済は長く低迷する。人口流出の一因にもなっており、立て直しが大きな課題となっている。
谷口氏は連続無投票について「毎回選挙戦になると思って準備してきた。無投票は結果論」と話し、当面の課題に新型コロナウイルスへの対応を挙げた。(伊藤大介)