「許せません！不要不急のかけマージャン」黒川検事長の辞任求めデモ

　東京高検の黒川弘務検事長が新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の発令下に賭けマージャンをしていた疑いが報じられたことを受け、神戸市中央区の三宮周辺で２１日、黒川検事長の辞任などを求めるデモ行進が行われた。ウイルスの感染拡大防止のため、参加者は互いに距離を保ちながら商店街などを練り歩いた。 関連ニュース 教諭が人身事故、実は飲酒運転だった「コロナの影響で妻と口論、ドライブに」 政活費不正疑惑　業者へ口裏合わせメール？「想定問答」全文 下半身を露出して踊る自撮り動画　高校教諭が元教え子３人に送る

　定年退職した人らでつくる市民団体「熟年者ユニオン」（神戸市中央区、会員約１００人）の主催。
　デモには約２０人が参加。参加者らは「許せません！不要不急のかけマージャン」「アベ政治を許さない」などと書かれた手製のプラカードを掲げ、三宮・東遊園地を出発した。
　同ユニオン事務局長の加納功さん（７５）は「（新型コロナの影響による）派遣切りなどで多くの人が経済的に厳しい状況に置かれている。検事長の行動は許されず、開いた口がふさがらない」と憤った。（石沢菜々子）