女流王位戦5日開幕 将棋、コロナで2カ月遅れ

2020/05/27 06:00

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、神戸新聞社と日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会は26日、第31期女流王位戦5番勝負を6月5日に東京都の将棋会館で開幕することを決めた。 関連ニュース 第一人者の貫禄 福間、華麗なさばきでシリーズ3連勝 女流王位戦第3局 女流王位戦で福間が6連覇 通算10期目、女流五冠 加藤女流四段破る 将棋女流王位戦 福岡で第3局始まる 先手福間は中飛車、加藤は攻め駒集中

 以降の日程はすべて6月中で▽第2局=9日、大阪市の関西将棋会館▽第3局=17日、同▽第4局=24日、東京・将棋会館▽第5局=28日、同。
 5番勝負は当初、4月3日に開幕予定だった。里見香奈女流王位(28)=清麗、女流名人、倉敷藤花=に加藤桃子女流三段(25)が挑戦する。
 同じく延期していた第61期王位戦挑戦者決定紅白リーグは、リーグ最終戦を6月13日に、各組上位2人の勝ち数が並んだ場合のプレーオフを同15日に、挑戦者決定戦を同23日に行うことを決めた。
 紅組と白組の6人ずつが木村一基王位(46)への挑戦権を目指して争っており、紅組は永瀬拓矢二冠(27)が、白組は最年少棋士の藤井聡太七段(17)が、ともに4勝0敗で首位を走っている。

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