総合 総合 sougou

  • 印刷
小学校の音楽会の風景。開催の可否は各地域で異なる=2017年11月、神戸市内
拡大
小学校の音楽会の風景。開催の可否は各地域で異なる=2017年11月、神戸市内

 新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校が解除され、分散登校などが始まった兵庫県内の小中学校で、運動会や音楽会などの学校行事についての対応が分かれている。学習の遅れを取り戻すため、春の行事を延期でなく中止とする地域がある一方、何とか開催しようと方策を探る自治体も。感染第2波への懸念もあり、関係者は頭を悩ませる。(有島弘記)

 「2学期にずらしても音楽会や、自然学校などの宿泊行事がある。簡単には延期できない」。芦屋市では市内11小中学校のうち、1学期に運動会を予定していた小学校7校が中止を決めた。授業日数確保のため、やむを得なかったという。

 当初から2学期に運動会や体育祭を予定していた地域でも、模索が続く。福崎町は「子どもに熱心な親御さんが多い」と9月実施を目指すが、会場の密集・密接が予想されるため、観覧方法などの課題を洗い直しているという。

 同じく9月に予定する西脇市は「授業日数を計算すると、準備期間が長いプログラムを減らすなどの規模縮小の検討が必要」とする。実施の正式決定は、県内外の感染拡大状況などを見極めて行うという。

 学校行事は運動会だけではない。子どもたちが合唱や演奏を発表する音楽会は、体育館などが会場になるため、屋外行事以上に感染対策が求められる。

 11月を中心に実施予定の明石市では、学校ごとに開催の可否を判断するが、児童数などの規模によって対策法は異なる。市内には全校児童約1300人の小学校もあるといい、保護者や祖父母らが観覧すると、かなりの人数となる。以前から2部制・3部制にしているが、さらなる密集防止策が必要となりそうだ。

 コーラスなど練習による感染も危ぶまれるが、同市の担当者は「行事は子どもを育てる。安易に中止にせず、実情を踏まえながら可能性を探ってほしい」とする。

 南あわじ市も、音楽会を計画する学校に開催の判断を委ねるが、市内各地から児童が集まる秋の合同音楽会は中止にした。「リスクを減らし、通常の学校生活を続けることが最優先」と担当者は話す。

 神戸市は学校行事について「これまで通りにできない部分がある。やり方の見直しを」と教育現場に要請。春に運動会を予定した学校も含めて開催方法を検討中だという。同市の夏休みは、小学校で26日間と県内の他地域よりも長めだが、火曜日に6時間目を新設するなどして授業時間を確保。夏休みの長さが、学校行事の開催可否の判断に影響することはないという。

総合の最新
もっと見る

天気(9月27日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 30%

  • 23℃
  • ---℃
  • 80%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 26℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ