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山陰海岸ジオパークのゼネラルマネジャーに着任した中瀬宏さん=兵庫県豊岡総合庁舎
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山陰海岸ジオパークのゼネラルマネジャーに着任した中瀬宏さん=兵庫県豊岡総合庁舎

 山陰海岸ジオパークの運営や戦略立案を担う責任者として新設されたゼネラルマネジャーに、旅行業などの実務経験がある兵庫県豊岡市出身の中瀬宏さん(60)が着任した。同ジオパークの「顔役」として、観光業をはじめとする地域経済の振興や人のつながりづくりを進める。中瀬さんは「いかにジオパークに目を向けてもらうかを地域住民らと考えたい」と意気込む。(阿部江利)

 同ジオパークは京都、兵庫、鳥取の3府県をまたぐ地域活性化の取り組み。3府県の自治体や観光、商工団体などで同ジオパーク推進協議会(事務局・但馬県民局)をつくっている。2019年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)から「世界ジオパーク」として再認定を受けた。

 ユネスコの審査に先立って日本ジオパーク委員会による審査を受けた際、「府県を超えたつながりが不足している」などと指摘されたことから、改善策の一環として本年度、ゼネラルマネジャーを新設。公募に応じた6人から中瀬さんを任命した。

 中瀬さんは長年、国内外の旅行業に関わり、16年からは、鳥取、島根両県の自治体が県の枠を超えてつくる「中海・宍道湖・大山圏域市長会」で事務局長を務めた。観光まちづくり組織(DMO)の立ち上げや両県の企業を大学医学部につなぐ産学連携にも力を入れたという。

 新型コロナウイルス感染拡大が観光業にも大きな影響を及ぼす中での着任に、中瀬さんは「ツーリズムの価値観にも変化が出て、自然志向や個人・家族で旅行を楽しむ傾向が増すのでは」と予想。自らがふるさとへの思いを持ち続けていたことにも触れて「地域への誇りを育むこともジオパークの大事な役割。地域を元気にできるように取り組みたい」と話している。

【なかせ ひろし】1960年、豊岡市生まれ。高崎経済大卒業後、日本通運旅行事業部、外資系航空会社、外資系衛星放送局の旅番組編成マネジャーを経て、2016~19年度、中海・宍道湖・大山圏域市長会の事務局長を務めた。

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