王子動物園再開 市民がタンタンとの別れ惜しむ
2020/06/01 19:57
来園者が見守る中、餌を食べるジャイアントパンダ「旦旦(タンタン)」=1日午前、神戸市灘区王子町3(撮影・後藤亮平)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休園していた神戸市立王子動物園(同市灘区)が1日、一部施設を除き営業を再開した。7月の契約期間の終了で中国への返還が決まっている雌のジャイアントパンダ「旦旦(タンタン)」などを目当てに、多くの市民が訪れた。
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密集状態を防ぐため、当面は神戸市民と、兵庫県内在住の「動物サポーター」を対象に、抽選による入園制限(1日2千人)を実施している。入場者の体温測定などを行い、パンダエリア周辺は人数を制限する。
タンタンは2000年、研究に加え、阪神・淡路大震災で傷ついた市民を元気づける目的で、雄の初代「興興(コウコウ)」と来園。2代目コウコウが10年に死んでからは同園唯一のパンダだった。
この日は、待ちわびた市民らが次々と正面ゲートをくぐった。タンタンが餌を食べたり、エリア内を歩き回ったりする姿に、子どもたちから歓声が上がった。
同市の女性会社員(39)は「フェイスブックを見て来た。久々に見るパンダはかわいらしいですね」と話していた。
入園申し込み方法は同園のホームページに記載。王子動物園TEL078・861・5624
(杉山雅崇)