走った跡で描いた応援メッセージ 「プロGPSランナー」の男性、HPで作品公開

2020/06/06 05:30

志水さんが公開した作品

 衛星利用測位システム(GPS)を活用し、スマートフォンのランニング記録アプリの地図に示される移動ルートで絵や文字を描く「プロGPSランナー」の志水直樹さん(33)=兵庫県西宮市=が、新型コロナウイルスに苦しむ人たちへの応援メッセージを制作した。志水さんのホームページで公開している。 関連ニュース 認知症による徘徊、悲劇をなくせ GPS付き靴購入や事故保険加入を支援 川西市の施策<ローカル+α> 芝刈りロボのおうちは犬小屋風!? GPSで管理、充電へ自動で「帰宅」 神戸市が実証実験 ペルーの地上絵、走って描いた 西宮の「GPSランナー」志水さん 詐欺被害など乗り越え90日の旅

 スポーツ用品メーカー系のアプリ「アディダスランニング」が7日まで開催している医療支援イベントの関連企画で、志水さんの友人ら、19都道府県とマレーシアに住む55組74人が挑戦。志水さんの設計したデザインを基に、5月29日~6月1日に各地で走り、同イベントのタイトル「#HOMETEAMHERO」、「KEEP YOUR HEAD UP」(みんな顔を上げて)など、6作品を完成させた。
 志水さんは「走ることで日本を元気にしたい。『#HOME~』は走った時間に応じてWHO(世界保健機関)のコロナ対策基金に募金できるので、ぜひ参加してみて」と話している。(上杉順子)
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