近畿地方が梅雨入り 平年より3日遅れ

2020/06/10 11:51

梅雨入りした街角でしっとりと咲くアジサイ=10日午前11時55分、神戸市中央区楠町5(撮影・辰巳直之)

 気象庁は10日、近畿や中国、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。近畿では平年(6月7日)より3日遅れで、昨年より17日早かった。兵庫県内では10日午後から雨が強まり、局地的に雷も伴うと予想される。今後1週間は雨や曇りが続く見通し。 関連ニュース 【写真】初夏彩るアジサイ コロナ終息願う千羽鶴も 梅雨入り前、はや暑さ本番 県内各地で「真夏日」 猫にアジサイは要注意 花や葉、つぼみに毒

 神戸地方気象台によると、兵庫県では10日、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、北部、南部ともに降雨が見込まれる。南部では、強風や高波のおそれがあるとしている。
 豊岡市で10日午前10時に28・6度を記録するなど、高温の中での梅雨入りとなった。同気象台は熱中症への注意を呼び掛けている。(佐藤健介)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ