高原に夏の訪れ 六甲山斜面にニッコウキスゲ
2020/06/20 14:05
斜面を鮮やかに彩るニッコウキスゲ=神戸市灘区六甲山町、六甲山カンツリーハウス
高原に夏を告げるニッコウキスゲが、六甲山カンツリーハウス(神戸市灘区)で咲き誇っている。最盛期は少し過ぎたが、梅雨の晴れ間には、青空や木々の緑とオレンジ色の花が美しいコントラストを見せる。
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ユリ科の多年草。朝に咲いて夕方にしぼむ「一日花」だが、1本の茎に複数のつぼみを付けるため長く楽しめる。
同施設では冬季にスキー場のゲレンデとして使用している斜面に約2万7千株を植栽。今月上旬に見ごろを迎えた。
同施設は、新型コロナウイルスの感染予防のため来場者にはマスクの着用と検温を義務づけており、「広々とした敷地内で、ゆったりと散歩をしながら鑑賞を楽しんで」としている。7月上旬まで楽しめる。
午前10時から午後5時(入場は午後4時半まで)。木曜休み。六甲山カンツリーハウスTEL078・891・0366
(斎藤雅志)