兵庫県、休業支援金の締め切り延長 申請期限来月7日まで

2020/06/26 07:00

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県は25日、新型コロナウイルス感染防止で県の休業要請に応じた事業者への支援金について、6月30日としていた申請の締め切りを7月7日まで延長することを決めた。申請書の書き方などに関する問い合わせが現在も多く寄せられており、事業者に配慮した。 関連ニュース 神鉄粟生線、赤字6億5600万円 旅客収入、利用者数コロナ禍前戻らず 24年度、全線ではプラス 【酷暑人出減】鈍る消費、はらむ健康不安 外出抑制「コロナ禍同様」 三木市の歳出増、過去2番目の規模 物価高騰、人件費上昇など影響 24年度決算見込み

 延長するのは5月6日までの休業要請分。受給すれば、5月7日以降の休業への上乗せ分も受けられる。県は「対象になるかどうか、県のホームページなどでもう一度確認してほしい」と呼び掛けている。
 支援金は中小企業が最大100万円、個人事業主が同50万円。時短営業した飲食店、大型連休中に要請対象に加えた観光旅館や各種教室、小規模店舗などに同15万~30万円。原則として4月か5月の売り上げが前年同月と比べて50%以上減ったケースが対象。創業間もない事業者にも対応する。
 受け付けは郵送のみ。7月7日の当日消印有効。県によると、6月25日時点の申請は2万3694件。
 5月7日以降の休業継続への上乗せ額は、中小企業に30万円など。7月以降、県から連絡する。経営継続支援金相談ダイヤルTEL078・361・2281(土日含む)
(森 信弘)
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