丹波市長選 市会議長の林氏が立候補へ 市政透明性向上訴え

2020/06/28 07:30

林時彦氏

 任期満了に伴い、11月8日に告示、15日に投開票される兵庫県丹波市長選に、丹波市議会議長の林時彦氏(66)が立候補する意向を固めたことが27日、分かった。既に一部の支援者には伝えており、市議会9月定例会の最終日に辞職し、正式に表明する方針。 関連ニュース 兵庫の選挙人名簿登録者 9月1日時点で453.6万人 展示物を楽しく見てもらう工夫「もっと広い世界で」 活動の場をふるさと丹波からペルーに移した学芸員 北播磨の基準地価 商業地28年ぶり横ばい、小野は3年連続プラスに 住宅地は26年連続下落

 林氏は「議員を3期やってきた中で、職員の能力をもっと発揮させ、市民に寄り添ったまちづくりをしたいという思いを強くした」と述べ、市政の透明性向上などに意欲を示した。
 林氏は丹波市春日町出身。明治大商学部を卒業後、建設会社代表を経て、2008年11月の丹波市議選で初当選した。18年12月から議長を務めている。
 丹波市長選には他に、現職1期目の谷口進一氏(67)が立候補する意向を固めており、近く正式表明する。(藤森恵一郎)

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